岐阜県高山市丹生川町久手

1972年12月30日~
1973年01日06日
(23歳)


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ゲレンデスキー』  まだまだスキーは巧くならないが、上級者コースでも下りれる様にはなった。
snowayのHPから
  ほおのき平スキー場は、乗鞍岳の北斜面に展開するゲレンデトップの標高が1500mを超えるスキー場で、トップシーズンにはふわふわのパウダースノーを楽しめる。 ゲレンデは緩斜面から急斜面まで地形を生かした多彩な全16コースを展開している。最大斜度38度のスラロームコースや42度のマウントコースは上級者でも手こずるほどで滑りごたえ抜群である。 ベースエリアには、200mのペアリフトがある初心者ゲレンデとキッズコースもあるので、初めて雪上でも安心して楽しむことができる。
ほうのき平スキー場
  当時は田舎ゲレンデで空いていて良かったのであるが、ほうのき平がバースターミナル基地となり、温泉ホテル等が立ち始め、今や有名スキー場になってしまった。
  この後にもスキーで1回訪れており、最近では乗鞍岳に行くのにバスターミナルとして2回利用している。 その時に雪の無いゲレンデを懐かしく眺めている。
ほうのき平スキー場
  何故、ほうのき平スキー場に行ったのかは、今となっては記録も記憶も残っていないのだが、会社の同僚にワーゲンのワンボックスを借りて、ゲレンデの駐車場で車中泊したことは覚えている。
  当時はほうのき平に温泉がなかったので、近くの民家にお願いしてお風呂をお借りした。
ほうのきたいらスキーじょう
Road Map :高山市街からR158を東進し、平湯トンネルの手前にほうのき平スキー場がある。
Route Map:毎日、ゲレンデを滑りまくるのみ。

現在の ”ほうのき平スキー場”のゲレンデマップ。
当時は初心者用ゲレンデにロープ塔があったと思う。
これはネットから拾ってきたゲレンデの全景写真であるが、乗鞍岳へのバスターミナルが
ほうのき平にあるので、過去2回、雪の無いこの景色を見ている。
R158の途中でタイヤチェーンを付ける。
会社の同僚から借りた ”ワーゲンバン1600cc”。 この車が ”ホテル・ワーゲン”となる。
天気良く大絶景のはずであるが、フィルム写真を
スキャニングしたもので綺麗な色が出ない。
まずは緩斜面で足慣らしをする。
緩斜面とは言え、巧く滑れないのが我々である。
うぉー!
スキーは今日が初めての新人君。
まずはボーゲンの練習から始めて貰う。
”早くパラレルで滑りたい!”は願望だけで終わりそう。
我々が ”ほうのき平”に行っていることを聞き付けた別動隊がやって来て、合流する。
確か、これが我々のフルメンバーだと思う。
このバンで5名が寝れるのか? 夜が楽しみである。
お昼はゲレンデの食堂で食べることにする。
食堂の綺麗処と看板娘が記念写真に入ってくれることになった。
可愛い看板娘だけとの写真で良いのに、
後ろの連中がむさ苦しい。
ボーゲンが出来ないのであれば
ボブスレー? に挑戦する。
コースを作って、高速ターンを練習する。
ボブスレーも巧く出来ないか?
ボブスレーよりルージュの方がスピードが出るぞ。
ボブスレーに対抗意識を燃やす。
バンクでのターンなら格好良かったのであるが、コケただけです。
ジャンプも出来るが、着地時にケツが痛い。
ジャンプごっこが始まる。
本人は飛んでいるつもりでいるが、雪面からちょっと浮いただけ。
正月休みとは思えない程にゲレンデはガラガラであった。
誰もが通って来た道であるボーゲンに苦戦している。
スキーの先輩と言え、みんなボーゲン癖は抜けていない。
ゲレンデの食堂は早々に閉まってしまうので、夕食は自炊とする。
冬の日暮れは早く、夜が長い。
残念ながらギターは
弾けません。
2日目の夜にはお風呂に入りたくなり、近くの民家にお願いして
家庭風呂に入れて貰う。 多分、礼金は払っていると思う。
人の家に上がり込んで、記念撮影をする不届き者。
濁ったギター音に濁った歌声。
ホテル・ワーゲンに戻り、長い夜を過ごす。
何を話ししても笑える年頃である。
歌詞を真剣に見ているが、音痴には変わりない。